あなたは「年金手帳」をちゃんとしまっていますか?
「年金手帳」は、あなたの年金の基本情報を記した手帳ですね。大事なものだけど、「ない」ということもありますね。すぐに再発行してもらいましょう。
こんにちは、50代YOGAマニアの「たかじん」です。
会社員の場合、20歳で国民年金に加入したときに国民年金手帳を手にし、その後、会社に入社したときに預けて、そのままで、ほとんど見たことがないという人も多いのでは。。
または、最近では会社から返却されたものの紛失してしまった人もいますよね、きっと!
以前は、多くの会社で「手続きが必要な際に紛失する恐れがある」として、社員の年金手帳を預かっていました。しかし、最近は個人情報の管理の問題などから、年金手帳を預からない会社も増えています。預けたつもりだったのに預けていないということもありますので、確認しておきましょう。
年金手帳は、退職後の老齢年金だけではなく、ケガや病気の際の「障害年金」でも手続きの際に必要となります。
自分の年金手帳がどこにあるのか確認し、紛失していることが分かったら、すぐに使えるように再交付しておきましょう。
この記事では、年金手帳が「ない、ない」と慌てているあなたに再発行の方法をお伝えします。
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年金手帳が必要なときとは?
年金手帳は、年金を受け取る手続きをするときにもちろん必要です!!
それ以外でも、
- 転職して会社が変わったとき、
- 退職して厚生年金から国民年金に変わるとき
などに必要となります。
また、後述していますが、年金番号を知っているだけでお得に利用できる宿もありますので、年金手帳の再発行の手続きを早急にやっておくことが良いですね!
年金手帳の再発行の流れを理解する
年金手帳を、再発行してもらうことを「再交付」と言います。その再交付の流れは、「年金事務所に申請し、郵送してもらう」です。
申請に必要な「年金手帳再交付申請書」は、日本年金機構のHPのこちらに、PDFのファイルであります。ダウンロードして使ってみてください。
★年金基礎番号がわからない方へ★
基礎年金番号が記載されている書類がないか確認が必要です。
「国民年金の納付書」や「ねんきん定期便」は定期的に郵送されてくるので、どこかにないか見つけましょう。
【基礎年金番号が記載されている書類】
* 国民年金保険料の納付書・領収書
* ねんきん定期便
* 国民年金保険料の口座振替額通知書
* 年金手帳
* 基礎年金番号通知書
* 年金証書
かりに上記の書類のどれも「ない」という方も大丈夫。最寄の日本年金機構に出向けば、教えてもらえます。
どの年金事務所へ行けば良いか
再交付を申請するときには、どの年金事務所へ申請すれば良いのでしょうか。
これは、自分がどの年金に入っているかによって異なります。
下記のようにまとめましたので、該当するところを見てください。
なお、現時点で、厚生年金に加入している場合は、勤務先の会社(事業所)経由で提出することもできます。
- 国民年金第1号被保険者又は任意加入被保険者の場合
→ 住所地の市区町村役場 - 厚生年金保険又は船員保険の被保険者の場合
→ 勤務する事業所を経由して又は直接、事業所の所在地を管轄する年金事務所 - 国民年金第3号被保険者の場合
→ 配偶者の勤務する事業所の所在地を管轄する年金事務所 - 厚生年金保険の第四種被保険者の場合
→ 住所地を管轄する年金事務所
年金事務所の場所の一覧は、こちらにあります。
なお、年金手帳の再交付の申請は、郵送や電子申請もできます。
年金手帳がないと慌てているあなた!落ち着いて、早めに再発行の手続きを済ませることをおすすめします。
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★ 個人で年金手帳を保管するメリット
① 年金手帳に記載されている個人情報が外部に漏れる心配がないです。会社が管理するということは、ある意味、個人情報の保護を外部に委託するということですね。
② 年金手帳が身分証明書として使える
年金手帳には個人情報が記載されており、身分証明証としての効果を持っている。
顔写真はないが、保険証と同等の役割を持ち、多くの場所で身分証明として使えます。
③「公共の宿」が安くなる。(←注目)
年金手帳を持っていることで、大規模年金保養地であるグリーンピアや公共の宿といったいくつかの施設で割引を受けることができるのです。知ってましたか?
一人あたり一泊、500円割引など、少しだけですが、お得に施設を利用することが可能。どこかに旅行に行きたいと考えている方は、ぜひ「かんぽの宿」などの施設をチェックしてみると良いでしょう。
★ 個人で年金手帳を保管するデメリット
紛失の可能性が高くなるということが第一ですかね。
年金手帳の再発行は可能だが、再発行には手間がかかるし、多忙な人にはとっても面倒なことです。
また、自分で保管していると、結婚や引っ越しの際は年金手帳上の名前や住所の変更の手続きを自分で行わなければならないのです。
年金手帳を個人で保有することは、その分管理面での負担はずっと大きくなるという面もあるのです。