定年後の60歳の男性の仕事には大きく分けて2つあるのご存知ですか?
60歳以降の働き方には2タイプがあります。自分の強みや活かせる場所が分かった後は、シニアならではのライフスタイルと仕事の折り合わせ方を考えるのが良いですね!

ではどんなパターンがあるのでしょうか?
今回は、60歳以降の男性の仕事のパターンをお伝えします。
40代、50代の人にはすごく参考になるのでしょうか?
60歳男性の仕事パターン1:仕事重視の現役継続型
一つ目です。いわば、培ってきた専門的な技術を活かす専門職とでもいうタイプの人。
これまで蓄積した知識経験技能を新しい職場で活かし貢献していきます。 例えば、大手企業で勤務してきた人が地元の中小企業で力を発揮したり、自宅で起業するなどがこれにあたります。

後者について一例をご紹介しますね。
大手メーカーを早期退職し、 ITコンサルタントの会社を起業した Aさんは、法人を数社顧問に持ち在職時と同等の利益を得ていました。個人が法人との取引で取引ができた理由は、若い人たちが持ち合わせない在職時からの社外人脈と技術力があったからです。
通勤時間が減ったぶん、仕事に当てる時間が増えました。ただし、自分のペースや体調に合わせて仕事の量スピードを増減できるので体には楽になったそうです。
しかし、だんだんと強みであった技術力も通用しなくなってきました。そこで考えたのが、法人から個人事業主に顧客ターゲットを変えるという戦略です。
大企業では当たり前のように持っている集客システムや販促のノウハウですが、個人ではまだまだというケースは多々ありますね。
つまり大企業では古くなりつつあるものが、顧客対象を変えることによってまだまだ売れることに気がついたのです。技術力は次第に陳腐化する話をよく聞きますが、対象を変えればまだまだ通用するものです。
こちらのタイプにおすすめしたい転職エージェントは『キャリアカーバ―』です。リクルート運営の転職エージェントです。60歳以降も専門職であれば仕事が見つかるでしょう。
完全無料で利用できます。
60歳男性の仕事パターン2:割り切りワーカー
60歳男性のライフスタイルに合わせた働き方もう一つは、現役時代の職種にとらわれず自分の気力、体力、家庭の状況を考えた上で、条件に合う仕事を探すスタイルです。
「介護があるので休みを取りやすいアルバイトで働きたい」
「8時間働き続けるのは体力的に無理なので時短勤務をしたい」
「週3日だけ働きたいなど」
時間的な希望がまずあって、それに合致した職場を探すタイプですね。
最近、ファーストフードやコンビニで活躍するシニアをよく見かけますが、これらの仕事は割り切りワーカーにとって良い仕事と言えるでしょう。

ただし、60歳以降の男性は、新しいことを覚える仕事は苦手なので、そこは雇う側も理解していただきたいところですね!
未経験の作業をさせて、覚えが悪い遅いというのは間違いだと思うのです。今までの経験を生かすことができる仕事場で活躍してもらう。一例をあげると、コミュニケーション力や調整力は、60歳以降の人は得意とするところではないですか。
例えば、クレーム対応などは力を発揮できる良い例です。ただし、どうしても健康面での不安があるので 雇用側も一人で毎日勤務してもらうのではなく数名を交代で雇うなどの形で対応するのが望ましいでしょう。
割り切りワーカー場合は、現役時代よりも収入が減りますので、年金など収入が別にある方が安心です。いずれにしても、60歳以降の男性の心構えや働き方と同時に、雇用側の意識改革も必要ですね。
シニアの特性を理解した上での働き方がもっと広まれば、年代を問わず豊かな働き方ができる日本の社会となるのではと私は思います。
😎 割り切りワーカーの仕事探しには、こちらをおすすめします。
関東にお住いの方
東京都が運営している東京仕事センター(公益財団法人東京しごと財団)
*ハローワークではありません。もっと手厚いサポートを完全無料で受けられます。
その1:新しいことが覚えられないのは当たり前
新しいことが覚えられないと焦るべからず、その状況を受け入れて人に任すこと。 その2:自分ではこなしきれない仕事は断る
良い子や優等生でいることがベストではない。自分の許容量を超える仕事を受けてこなせなければ余計迷惑をかけることあることを覚える。その3:長時間無理して働くことは避ける
昔からやっているからと長時間勤務するのはご法度。ほどほどに働くことを覚えて疲れをためず短時間で回復させること。