あなたは、年金をもらい始めたらもう年金は増やせないと思っていませんか。
実は六十歳以上の人が年金を受給しながら、将来もらえる年金額を増やせる方法もあります。
それは会社で厚生年金に加入しながら働くこと。頭や体を使って働くことで健康維持につながり年金だって増やせるのです。

とみーです。まだ先の話だと考えていましたが、そろそろ「年金」を勉強しなければならぬ!と思い始めました。年をとれば年金だよりになりますので、皆さんもしっかり少しづつ理解して、お得に年金を頂きましょう!
このブログでは、この年金についても詳細に書いていくつもりですので時々チェックしてみてください!!!
🧐年金などの話は結構難しいです。知らないと損する場合も多々あり。
どうしてもよく理解できない人は、一度、ファイナンシャルプランナーなどのプロの話を聞くことをおすすめします。
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厚生年金の支給開始時期から考える
詳しく説明していきましょう。
厚生年金は現在65歳支給開始の移行期にありますね!多分これはご存知のはず。
元々、厚生年金は60歳からもらえたのですが、この60歳の支給開始年齢が徐々に引き上げられているのです。
65歳以降に支給される老齢厚生年金(2階部分に相当)が、本来の厚生年金であり、国民年金(老齢基礎年金)とセットで支給されます。
しかし男性の場合、すでに定額部分の65歳支給開始への移行は完了しているので、特老厚の年金額は、65歳以降の厚生年金の年金額(国民年金を含む)に比べるとその6割程度しかありません。
この報酬比例部分の年金だけで65歳までで生活するのはかなり苦しいはずです。
そこで誰もが考えるのが、60歳以降も会社で働くことでしょう。その際、厚生年金に加入しながら働くことが重要です。
厚生年金に加入して働けば、60歳から64歳に支給される少ない年金を給料で補うことができます。さらに働いている間にもらえるのは、受給開始年齢時における年金額ですが、退職時又は65歳、70歳になった時は、これに60歳以降の厚生年金の加入期間部分の年金額が上乗せして支給されます。
例えば、昭和32年7月生まれの男性の会社員の場合、、、
70歳までに働き続けるので、65歳と70歳になった時に年金額が増えます。また、64歳で退職するのであれば、退職後は63歳から64歳の加入期間一年分の年金額が上乗せして支給されるのです。
ちなみに年金は全て65歳から受給するものと勘違いして、特老厚(特別支給の老齢厚生年金)の裁定請求を行わない人がいます。年金は自分で請求しないともらえないし、年金の受給権は5年で失効してしまうので注意してください。
😅 特老厚(特別支給の老齢厚生年金)の裁定請求は、
日本年金機構のHPで詳しくは確認くださいねーー>こちら
給料が安くても長く働けば大幅アップ
では、会社で働くことで年金はどれくらい増やせるでしょうか。
厚生年金の場合、加入期間と給与額によって年金額が違ってきます。現在、定年は65歳まで引き上げられつつありますが、60歳以降も働こうとすると、再雇用や再就職となるのが一般的。多くの場合給料が大幅にダウンし、ボーナスも出ませんね😂😂
ところが、厚生年金に加入しながら一年間働くと、給与月額(賞与含む)が、24万円の場合は年金額が約1.5万円、給与月額が30万円なら約2万円も増えます(年金額は年金の年額を言う)。
ご存知でしたか?こういう事は知らないと損します。1.5万円~2万円と言えども、長~くもらうので、これが結構効いてきますよ!
また年金額が、1.5万円増えた人が、63歳から65歳になるまで2年間働くと、年金額は約3万円、さらに70歳までの7年間働けば約10.5万円も増えます。つまり、70歳まで働いて、年金を80歳まで受給した場合、105万円も得することになるのです。

正直、とみーとしては70歳までは、余程面白くやりがいのある仕事がない場合、途中でやめてしまおうかと考えていますが、皆さんは如何でしょうか?
このように60歳以降に給料が大幅ダウンしても、働く期間を長くすることで年金額を大幅に増やせます。
さらに厚生年金に20年以上加入した人は、年下の家事専業の妻がいる場合、「加給年金」という家族手当のような加算金がもらえます。転職などで厚生年金に17年~18年しか加入していない人の場合、60歳以降、2~3年働いて20年以上の加入期間を確保することでこの加給年金が支給されます。
加給年金の年金額は、約40万円です。月額では3万円強なので年金生活の大きな助けになると思いませんか???
加給年金の支給期間は夫が65歳になった時から妻が65歳になるまで。妻との年齢差が大きい夫ほど支給期間は長くなり、5歳差なら5年間も支給され合計で200万円も貰える計算になります。あなたの奥さんはあなたとどれくらいの年齢差ですか?若い奥さんをもらった方は「加給年金」は逃さないようにしましょう。
🧐年金などの話は結構難しいです。知らないと損する場合も多々あり。
どうしてもよく理解できない人は、一度、ファイナンシャルプランナーなどのプロの話を聞くことをおすすめします。
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