役職定年 その後は|『え、そうなの』とならないために?

日本では定年制度がまだまだ一般です。その後も問題なのですが、その前に来るのが『役職定年』。40代、50代の皆さんはその後どうなるのかわかっていますか

こんにちは、50代YOGAマニアの「たかじん」です。




定年の前に『役職定年』が待っている。年齢ではいつ?

40代、50代に入り、老後の資金計画を考える際に忘れがちなのが「役職定年」なのです。

「60歳」と規定されている会社が多い「定年制度」、その数年前の「57歳」の年齢で役職定年は僕の会社の場合行なわれています(大手電機メーカー)。

「役職定年」は、簡単に言いますと、一定の年齢に達すると、管理職から外れるという制度です。

この制度は欧米では考えられない制度なのです。僕は少なくとも聞いたことありません。

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ほぼ半分の企業に役職定年制度がある

厚生労働省が開示している「退職金、年金及び定年制事情調査」を使い、役職定年の内容を見てみましょう。

この調査対象は、資本金5億円以上で従業員数1,000人以上の大企業で、回答数は218社です。

役職定年制度のある企業は約50%ですね。ないところもあるのですね!驚きです。8割の会社で明文化されており、残りは社内の慣行によって運用されているようです。

人によって処遇は異なる

役職定年その後の処遇は、同じ会社に勤め続けるという会社が、多くのケースです。

ただし、出向も含めたいくつかの選択肢があり、人によって処遇が異なるようです。今は関連会社を整理している会社も多いので同じ会社に残るケースの方が多いのではないかと推測しています。

同じ年収(給与)が続くのはわずかだけ

役職定年となった場合の年収(給与)ですが、役職にあった時の水準が維持されるのは、20%未満です。役職定年によって給与が下がることは覚悟する必要があります。

そして、60歳以降の老後の生活設計を立てる際には、役職定年による減収を計算しておきましょう。さもないと、定年直前で貯金ができなくなり、老後の資金繰りに支障が出てくるのです!

厳しい現実ですが、実態を知り早目の準備が必要なのです。

マネージャーからプレーヤーへ

この部分が多くの人にとり受け入れがたい実態ではあるのです。それは ”一人のプレーヤー”
への変更です。

「役職定年」は、組織を作っているライン職から外れ、ほとんどの場合、特定の仕事をするスタッフ職に役割が変わるのが一般的なのです!

役職や役割が、管理者からから一人のプレーヤーへと変わりますので、仕事内容も期待される成果も当然変化があります。

さらに、他社への出向ともなれば、慣れない環境への適応も求められます。ただし、同じ会社の元部下に使われるよりはましと割り切って、出向の方が良いと考える人もいます。

しかし、長年管理者として過ごしていると、実際に現場で行なわれている仕事に大変うとくなっていることが多いのです。

また、サポートしてくれる部下がいなくなるため(これがきつい!!)、自分の年齢による能力低下がはっきりと見えてしまい、受け入れがたい場合も多々あります。




ある大手メーカーOBのお話

うちは55歳前後で役職定年となり、役職定年者にはネクストステージパートナー制度という再就職先を斡旋する制度が用意されています。これは人材派遣会社を経由して、再就職先を探すというもの。

しかし、4社も5社も再就職試験を受けては落ち、1年が過ぎることも少なくない。その場合は、会社に頼み込んでどこかに配属して残してもらうんですが、これはみじめですよ。

周りの部員は経緯を知っていますからね。元管理職であろうとも、ダメ社員のレッテルを貼られ、まったく相手にしてもらえません。

結局、○○ソニックの管理職をしてきただけでは、世間ではまったく通用しないと思い知らされるんです」

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独立起業した人の話

役職停年。今までと生活環境がガラッと変わるので、大変ですよね。私も以前はお勤めしていたのですが、9年前に独立起業しました。停年はありません。

お勤めしていた会社は大きな会社でした。管理職として役職停年の言い渡しやリストラする立場になったこともあります。役職停年になる方はもちろん辛いですが、先輩に言い渡す方も辛いものがあります。

そのまま頑張れば、役員になれ、残れたかもしれませんが、業績や人望ではなく、仲良し人事で役員昇格を決める会社だったので、将来性がないと見極め、起業しました。

会社から毎月決まった額をもらえる訳ではないし、すべて自己責任になりますが、人に言い渡される訳ではないので、結果に納得が行くし、自分で作った会社だと思うとやりがいありますよ。今、8年目ですが、震災以降、上向いて来ました。

お弁当持参様、何か先々、今までのキャリアや人脈を生かして出来ることはないですか。今まで培って来られた人脈を辿れば、同じような境遇の方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

個人だと起業は大変ですが、同志がいれば少しは違います。力を集めれば、結果は出せるかもしれないと思います。

役職定年その後の世界で生きる

なかなか難しいのですが、ここで腐ってはいけません。

知識や能力を磨き直す、いわゆるリハビリの時間と考えるのは如何でしょうか。出向になった場合でも、定年後の再就職の準備期間と思って割り切ってどうどうと立ち向かいましょう。

30代、40代中盤までのサラリーマン生活は、会社の柱として動けており、仕事人生である意味充実している時期です。会社の期待とあなたの希望が、同じ方向を向いており、見分けにくくなっています。

しかし、定年後に待ち受けている生活は、会社から完全に離れた、あなた個人の生活です。

役職定年になったら、本当の定年のカウントダウンが始まったと思いましょう。会社と自分との切り分けを始めるにはとても良いタイミングです。

役職定年をきっかけにして、少しずつ会社との距離を取ることを覚え、一人の個人としての生活に向けて、自分自身が将来希望している生き方を考え始めるのが良いと思います。

誰にでも訪れる『役職定年』や『定年』。まだまだ、あなた自身の力で生きていかなければなりませんし、それができる力はあなたにはあるはずです。

早目の準備をあなた自身から仕掛けるのも一つの方法ではないでしょうか!私はそのようにして生きてきています。

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